まず、私は大学院で化学を専攻。地元に帰っての就活を実施。サークル未所属。部活未所属。成績平凡。バイト週2程度、チェーン飲食店。
どこにでもいるようなステータスです。
現在の会社では2022年、2023年とリクルーターとして理系総合職の採用活動に関わり、ESの添削や面接練習などを実際にした経験から、少しでも採用担当者に欲しいと思われるための、コツのようなものを紹介していきます。
理系大学生にとっては、大なり小なり学生時代に取り組んだことに研究やゼミ活動があると思います。
この設問を通して企業が知りたいことは以下の点です。
- テーマへの理解度
- 課題への取り組み過程
- あなたの研究における役割
- 取り組みを通して学んだこと
- 説明力
テーマへの理解度
研究室での研究内容は、自分で選べることもあれば、与えられることもあると思います。たとえ、与えらた研究テーマであっても、内容をどの程度理解しているかは研究の取り組み方をみる上で重要な指標のひとつになります。
自身の研究内容と同じ業界の企業で研究開発として働きたい場合は尚更重要になります。ESの段階だとテーマへの理解度は読み取りづらいですが、面接では深い質問が飛んでくることを想定しておきましょう。
ESの段階では、研究内容、研究の目的、取り組んだ理由を最初に1〜2文程度で記載することが多いです。ここでの研究内容や研究目的は、担当教授の方に確認してもらうことで、テーマへの理解度は高いように見えることでしょう。
課題への取り組み過程
研究には必ず、未解明の課題が存在しています。
その課題を解決するために研究されていることが多いと思います。
その課題をどのように置いて、どのような解決策で、そこからどのような学びを得たのか、
いわゆる、
P(計画・課題設定)
D(対策実行)
C(結果の評価)
A(学びと次の行動)
サイクルなどの課題解決のフレームワークに沿って取り組みを実施しているかどうか、その基礎能力を学生時代に実施しているかどうかをみています。
そこから企業へ入社してからの課題への取り組み方を想像することができます。
あなたの研究における役割
研究は基本的にチームで行われることが多いと思います。教授とあなただけの場合もあれば、後輩も同じ研究をしていて担当している役割が違う場合も多いと思います。
そのチームでの研究プロセスの中で、自分はどのように感じ、どのような役割を発揮したのか。このような内容を記載することで、チームでの自身の役割をアピールすることができます。
仕事では当たり前にチームで動きます。チームの中でどのように自分の力を発揮できるかが成果につながります。
企業側からしたら研究活動から志望者のチームでの役割を知ることができます。
逆にあなたにとっては、チームのでの役割をアピールするツールになります。
取り組みを通して学んだこと
企業の業務とは直接的に関係ない研究内容であっても、その研究からの学びは社会一般的に役立つものです。
研究を通じて、目的遂行のための意欲や意志、共同で研究するチームを引っ張る、研究を進めるにあたっての壁の乗り越え方、多くの学びがあると思います。
説明力
研究内容はどうしても専門的な用語で溢れてしまいます。普段研究している人たちの中では当たり前の言葉も一般的には意味のわからない言葉になります。
採用担当者はあなたの研究に対して素人です。高校生でもわかるような言葉に置き換えて書くことを意識しましょう。
ここでは、あなたの書いた文章を別の研究室の人に読んでもらうことや、外部のサイトで添削してもらうものありだと思います。あなたの両親に読んでもらうこともひとつの手です。
とにかく誰にでもわかるようにを意識しましょう。
まとめ
研究概要の欄は比較的文字数が多く設定されていることが多いと思います。学生生活の中で培ったひとつの成果が研究になります。この研究概要であなた自身を積極的にアピールする、あなたの本質をしっかりと伝える場所にしてください。
忘れてはいけないのは、企業が知りたいのは研究内容ではありません。研究してきたあなたのことを知りたいのです。
以下の点を注意してESを書いてみてください。
- テーマへの理解度
- 課題への取り組み過程
- あなたの研究における役割
- 取り組みを通して学んだこと
- 説明力
皆様の就活の一助になれば幸いです。