私は現在自動車メーカーでエンジニアをしています。2020年大学院修士卒の理系で大手自動車メーカーに内定し勤務しております。現在は第一志望の会社に勤めることで、日々の満足感が高く、目標に向かって仕事に邁進できています。第一志望に落ちたとしても、日々の満足感を高めることができますが、やはり目標とした企業で働くことの満足感には変え難いものがあると感じてます。もちろん第一志望の企業に就職してみたけど、思った会社ではなかった。という思いをしている人も見てきています。しかし、自分自身で決めたことであるので、別の会社へ転職する際も晴れた気持ちで転職していく人が多いように感じます。
第一志望の企業へ就職するために実践したことや、就職活動を成功させて感じたことをもとに、より多くの方に同じように就職活動を成功させて欲しいと思い、本記事を作成しました。これから理系の就職活動を控えている方や、子どもが就職活動をしているご両親など、当時のものにはなりますが、ご参考になる情報になれば幸いです。今とは制度が違っていたり、就活時期が異なっていることがあると思いますが、ご了承ください。
私と同じように、理系かつ大手製造業などを目指されている方へ参考になる情報になるよう心がけて執筆してます。
基本情報:私の大学入学から大学院での生活
まずは、私の基本情報をお伝えすることで、どこぞのスーパーマンではないことをお伝えできればと思います。 興味のない方は次の章まで読み飛ばしていただいて構いません。
私は旧帝大を志望し1浪したのち、第一志望校へ合格できず、理系の私大へ進学しました。学科の偏差値は53程度の化学系です。私の模試の偏差値も55程度でしたので、実力相応の大学に入学した感じです。今思えば、この程度の偏差値で旧帝大合格は絶望的ですね。
大学生活は、親元を離れ一人暮らしでした。アルバイトは飲食チェーン店で週3日くらい4時間程度働き、部活・サークルへの所属はありません。成績は、学科100名程度の中の上位10%くらいで、比較的真面目に授業等は受講していました。就職活動に関わることとしては、学部の3年生に1ヶ月程度の留学プログラムへ参加してました(3割強観光でした)。TOEIC500点、資格は普通自動車運転免許です。特別なことはそこまでしていないかなと思ってます。今ではもっといろんなことに挑戦すればよかったと後悔してます。
学部生の頃は、授業を受けて、バイトしたり、友達と遊びに行ったり、家で動画見ていたり、料理してみたり、、、そんな日常生活であっという間に時間が過ぎていたのを覚えています。私のスペックはこのくらいで、特筆した成績があるわけではありません。強いて言うなれば、学科内の成績が比較的良い、ということくらいでしょう。
あっという間に3年生の夏がやってきて、早い人はインターンシップなどに応募し、いよいよ就職活動が始まってきているなという時期です。私は、特に就職したい企業があるわけでもなく、なんとなく理系を活かして就職したいなと思っていました。そして周りにも影響されて、大学院へ進学することにしたので、学部生の頃は全く就職活動をせずに、友達との日常をただなんとなく過ごしていました。
3年生の秋になり大学院の研究室選びの時期が来ました。私は同じ大学の大学院に進学する、いわゆる内部進学でしたので、試験もなく面接と学部での成績のみで合否が決まります。大学院での研究室選びは、どの研究室も何をやっているのか、自分の生活にどのように関わってくるのか具体的にイメージしずらいものが多く、唯一身近に感じた”電池”の研究室を選びました。大学の成績は比較的良かったので希望の研究室に入れました。
その研究室はできたばかりで、私はで期生でした。そのため、研究室の仕組みやルールなども教授、先輩と作りながら、研究していました。初めはもちろんわからないことだらけでしたが、身近な簡易な電池を自作したり、材料を合成して、その材料を使って電池を作って見たりと、手を動かして試行錯誤する日々はかなり楽しかったです。
大学院では取り組んだテーマとしても成果が出やすいもので、学会での発表をかなり経験させてもらえました。その中で海外なども行かせてもらえてとても良い思い出です。
理系大学院の実際の就職活動
さて、それでは就職活動で具体的に何を意識して、どのようにして第一志望の内定をもらえたのか振り返ってみてわかったこと、そして、入社した企業でリクルーターとして採用に少しだけ関わった内情も含めて以下でまとめていきます。
私が就職活動のES、面接で最も大切なこと・意識していたことは、①とにかく納得してもらうこと、②各エピソードで伝えたいことを決めることです。
納得感のつくりかた
まずは①の”納得してもらうこと”についてです。
志望理由、学生時代に力を入れたこと、研究内容、、、、エントリーシートのどの項目についても、採用担当者が読んだときに、なるほど、だからこれをやったんだな、とか、こう感じで行動したんだ、など納得してもらえるように意識していました。
例えば、私は真面目な性格です。と自己紹介したとして、そのエピソードとして、”授業に毎回出席してました”、と言われたらどのように思いますか。あまり授業に参加していなかった採用担当者は”真面目”と感じるでしょう。しかし、”授業に出席するのは当たり前だ”、と感じる人もいることでしょう。
後者の採用担当者からすれば、アピールしたいこととエピソードがずれているので、ほんとに真面目なの??となり、伝えたいことが伝わりません。
より多くの人に共感して、真面目、と思ってもらうために、
”授業内での疑問はそのときに解決したいので、授業終わりに教授のところへ行き、疑問を解決してました。”と言われると、それは真面目だね。と納得しやすいのではないでしょうか。
このように自己紹介ひとつとっても、納得感を大切にしてほしいです。
もうひとつ例を出すと、理由を説明するときも納得してもらうことは当然大切ですよね。
なぜ〇〇に力を入れたのですか?、なぜ〇〇をしたんですか?
ES(エントリーシート)や面接で、ほとんどの人が聞かれる質問です。
この”なぜ?”に答えるための理由は、誰もが、”なるほどね!だからあなたは〇〇したんだね!”となる必要があります。
それでは納得する文章を書くためにはどうすれば良いのか。
納得させる文章を書くためには、一般的な”因果関係を明瞭にする”必要があります。
ここで、”一般的な”と頭につけたのは、誰にでも理解できる因果関係が大切になります。人の感じ方はどうしてもばらつきます。先の例の”授業には毎回出席してます”という言葉も、受け手側の考え方によっては、どう感じるかばらつくことは容易に想像できます。
したがって、誰でも理解してもらえる因果関係を成立させることで、相手への納得感を高めていきましょう。
因果関係が成り立っているか確認する簡単な方法を紹介します。
「〇〇である。なぜなら××である。」という文章の因果関係が成り立っているのか知りたい場合は「××だから〇〇である」と文章を入れ替えてみてください。そして読んだときに、意味が通ることを確認してください。このときに少しでも違和感を感じる場合は、因果関係がうまく成り立っていません。
この方法が自分ではできない人は、自分が書いた内容を第三者に読んでもらい、因果関係がはっきりしているかを確認してもらいましょう。ESも面接もほぼ初対面の第三者に伝わる必要があります。なので、友達でも、大学のキャリアセンターの人でも、SNSを活用して聞いても良いと思います。自分でできないことは他人の力を借りていきましょう。
ここで、私が理系の採用活動のお手伝いをしていた時の話をします。因果関係については、重点的に確認する項目に入ってました。ここからは余談ですが、大企業と呼ばれる会社では、自分の裁量で仕事できる範囲が最初はとても狭いことが当たり前です。自分だけで仕事が完結することはほぼないので、誰かに依頼する場面ばかりだと思っていてください。その場合、誰かに納得して行動してもらう必要が必ず出てきます。その時に必要なのが、相手を納得させるだけの因果関係を作る力です。無理くり作っている場合もあることは否定できませんが、就職活動で大切にしてきたことが会社でも当たり前に使えることだけは覚えておいてください。
因果関係を明瞭にし、相手を納得させる文章をぜひ作成してください。私のXにDMで依頼していただいても構いません。できる限り皆様の力になれるよう努めます。
各エピソードでの伝えたいことを決める
次に②の”伝えたいことを決める”についてです。
エントリーシートは文字数が限られています。その中で自分自身がやってきたことを伝えないといけません。この時に、漠然と伝えたいことを考えていませんか。意外な盲点かもしれませんが、エントリーシートを通じてあなたがどのような人物か伝えられていますか。というか、どのような人物だと伝えたいと思って、エントリーシートを書いていますか?
漠然と書くのと、伝えたい人物像を意識して書いたものでは伝わり方が違います。感覚的な話で申し訳ありませんが、考えている文章とそうでない文章は読むとなんとなくわかります。なんとなく書いている文章は伝えたいことがぼんやりしてます。
ぼんやりさせないために、伝えたいことを決める、これだけで文章が変わってきます。
では、そのように伝えたいことを決めていくのか、、それは自己分析をする、これにつきます。ありきたりなことだと感じるかもしれませんが、重要なことです。自分自身が自分のことを客観視できておらず、自信過剰になっていたり、逆に自分の強みがわかってない勿体無い人もいます。
この自己分析で私がお勧めしている本が、絶対内定、という本です。
分量としては多い方の本ですが、自分の人生を振り返りながら、自分が大切にしてきた考え方を認識させられます。
”自分は実はこんなことに対して嫌と思っていたのか、それは過去にこんな経験をしたからなのか。”
このようなところまで自己分析できます。これは就職活動云々の前に、自分の人生を振り返ることができますので、ぜひお勧めしてます。
この自己分析で気付かされたことは、自分自身の行動、選択の前には必ず感情がある、ということです。
なんとなくした行動だと思っていたことが、周りからの劣等感からした行動だと分かったり、しました。実はこれは面接の時に大切になります。
あなた自身を知るためには、あなたの感情価値観を知る必要があります。実際の面接でも、あなたはなぜそのような行動を取りましたか、と聞かれました。私は自己分析していたので、さっと答えることができましたが、他の方はしどろもどろになっていた人も集団面接ではありました。
話を戻しますが、自己分析は、就活サイトの自己分析ツールを使用することもできます。しかし、基本的にはざっくりした自分の強みが分かったり、適職が分かったり、少し自己分析の深さは浅いものがほとんどだと感じでます。
絶対行きたい企業がある方や、この機会に自分について知りたい人は、”絶対内定”のような書籍を活用してほしいと思います。
研究内容の書き方のコツ
ここからは、理系の就活では必ずある研究内容についてです。ESで最も文字数が多いものが研究内容(ゼミ)ではないでしょうか。企業にもよりますので、一概には言えない部分もありますが。
この項目を学生に書いてもらう理由は、自身の専攻を活かした就職によらず、知らない人に内容を説明する能力をみています。また、研究の中で必要とされる問題発見能力や問題解決能力をみることもできます。
企業がなぜこの項目を見ているかというと、仕事で最も活用するスキルであるからだと感じてます。
例えば、
私が入社した企業では、仕事が細分化されており、私の仕事には前工程、後工程が8割くらいは存在してました。前工程とは、誰かから依頼されてやる仕事のことで、後工程とは、自分が誰かに依頼する仕事のことです。製造業特有の言い回しかもしれません。
特に後工程のいる仕事は、相手に説明する能力が必要です。相手に説明し、相手に納得してもらい、そして相手に行動に移してもらう必要があります。部署が違う場合はものごとの視点が異なっていることで、対立関係があったりします。そのような方へも行動に移してもらわないと自分の仕事が進まないこともあります。
そして、会社は何かしらの課題、問題を解決し、社会を豊かにすることでお金を稼いでいます。それは会社に勤める場合も同じで、仕事には課題が存在しています。最初はその課題をどのように解決していくのか、問題解決能力が問われます。どのように課題を定義し、どのように周りを巻き込んでその課題を解決していくのか、まさにそれが仕事です。
ですので、初めての人に研究内容を説明することはとても重要なものであり、研究内容を通して課題解決能力があるのか見られていると考えてください。
ここからは書き方について紹介します。
よく言われるのが、”中学生でもわかるように書きましょう”ということです。
もちろんESを読む相手は、社会人ですので基本的には大人で、なんならAIに判断させるような企業もあります。
このように中学生、とまで強調される理由は、理系の特に院生に多いですが、専門用語を”無意識に”使用してしまうからです。
普段の研究室生活では、同じ分野の人と一緒に話していることが多いと思います。その場合、専門用語は共通言語化されてしまっており、その言葉が専門用語であることを忘れてしまうんです。その意識のまま、エントリーシートを書くと専門用語で溢れた第三者が理解しにくい文章ができあがってしまいます。かくいう私も、専門用語をどれだけ平易な言葉に落とし込むのかかなり苦労しました。
ここからは、私が専門用語をなるべく使わないようにした方法を紹介します。
専門用語か否かは自分や同じ専攻の友達では判断できないことも多々あります。なので、第三者に助けてもらいましょう。ES読んでもらい、単語や言い回しが不明瞭な部分を挙げてもらうことが大切になってきます。私は、別専攻のバイト友達、親(文系)、大学内のキャリアセンターの職員、教授に読んでもらってました。
どの単語がわからないのか、どの文章の意味がわからないのか、教えてもらうだけなので、5分もかからず読んでもらえるかと思います。
ここで私が大切にした方が良いポイントは、専門家が読んでも違和感がないようにすることです。矛盾するように感じますが、やはり間違ったことを書いてはいけません。自身の研究内容と近いことをしている企業の場合は、間違いに気づいてしまいます。簡単だ言葉にしたがために、あなたの研究内容への理解が不足していると思われてはもったいないです。
そもため、ESを読んでもらう第三者に教授を入れていました。ますは、友達などに読んでもらい、簡単な言葉に直した後書いた研究内容の正確性を教授に読んでもらってました。教授が忙しくて捕まえられない場合は、博士課程の人や助教授の人など、専門性のある方に頼むのがベストです。限られた文字数で、書くので難しい面もありますが、伝えたい内容を取捨選択しましょう。
もういひとつ重要なことは、具体的に記載することです。”具体的に”というのは、数字を用いるなどして定量的に説明することです。「大きい」「小さい」「かなり」「難しい」「頑張った」といった定性的な表現は決して使わないでください。これは研究内容の項目に限った話ではありませんが、特に研究内容で意識してほしいです。
研究では何かしらの成果を表現したりするとおもいます。その時に、”〇〇をすることで、××という結果を得ることができました”、と言われても、××という結果はどの程度すごいのか、ということがわかりません。
定性的な成果を定量的に表現するためには、具体的な数値や指標を用いることで、成果を明確に示すことができます。以下に、定性的な成果を定量的に表現するためのアイデアをいくつか挙げました。少し参考にしてみてください。
- 「顧客満足度調査の平均スコアが75から85に向上しました。」
- 「ポジティブな顧客レビューの割合が30%から50%に増加しました。」
- 「プロジェクトの平均完了時間が8週間から6週間に短縮しました。」
- 「作業工程の改善により、処理時間が20%短縮されました。」
- 「イベントの参加者数が前回の200人から300人に増加しました。」
- 「イベント後のアンケートで『非常に満足』と回答した参加者が60%に達しました。」
- 「従業員満足度調査のスコアが60点から75点に向上しました。」
- 「従業員の離職率が15%から10%に低下しました。」
- 「平均メール応答時間が24時間から12時間に短縮されました。」
- 「会議の平均時間が1時間から30分に短縮され、生産性が向上しました。」
- 「サークルのメンバー数が10人から25人に増加しました。」
- 「主催したイベントの参加率が50%から80%に向上しました。」
- 「トレーニング前後のテストスコアが平均60点から85点に向上しました。」
- 「研修後のパフォーマンス評価が3点から4点に向上しました(5点満点中)。」
- 「ソーシャルメディアのフォロワー数が1,000人から1,500人に増加しました。」
- 「投稿の平均エンゲージメント率が5%から10%に向上しました。」
- 「オフィスのリサイクル率が20%から40%に向上しました。」
- 「オフィスのエネルギー消費量が年間で15%削減されました。」
定性的な成果を定量的に表現することで、具体的な数値を示し、成果を客観的に評価できるようになります。
この時にひとつ注意していただきたいのは、ご自身の成果として具体的にした数値が、どの程度すごいのか、説明できるようにしておいてください。文字数の観点から必ずしも表現できるとは限らないので、研究であれば、過去や論文の数値と比較しても高い数値であるとか、他と比較して自分の成果がどのくらいなのかは確認しておいて損はないと思います。
研究内容を書く際には、専門用語を使用せず、具体的な数値を用いることを、とにかく意識してください。私の経験から、何度も読み直さないと書いてあることがわからない文章も多いです。採用側もわかるまで読みますが、「文章にするのは苦手なのかな、それとも相手のことを考えずに書く人なのかな」といった印象を抱きかねません。もちろん、読み手の理解力も必要になりますが、ある程度企業で研修を受けた人がESなどを読みますので、一般的には理解力を鍛えた人が読んでいます。
そして、具体的な数値がないとあなたの努力が全く伝わりません。これ就職してからの余談ですが、会社では上司に判断してもらう場面が多くあります。その時に、事実なのか、主観なのか、推測なのか、そして、数値がないと上司は経営判断ができません。具体的な数値にすることで主観的でなくなり、事実を確実に表現できます。具体的にする習慣は今からでも鍛えて損はないと思いますよ。
ここからは、研究内容に書く内容について紹介します。
私が学生のものを添削していた際に重要視していたことは、説明の明瞭さ、(研究への理解度)、その人の独自性、問題解決の方法です。
理系の入社後のキャリアとして、ある分野で専門的な業務に従事することが多いと思います。上でもあげましたが、入社後の仕事に必要な力のひとつが、問題発見力や問題解決能力です。仕事には必ず、課題・問題がありそれを解決することが求められます。また、問題が見えていないようなものから、問題を発見し、解決に導く仕事もあります。
したがって、ESの研究内容の中でも、ぜひ問題発見・解決能力をアピールしてください。研究には必ず課題があります。また、想定外の事態が発生することもあります。その際に、あなたがどのように考え、行動するのか、そのポテンシャルを示してください。
そんな大層なことはしていない、と感じる方もいるかと思います。
ここで大切なのは必ずしも問題解決方法が正しく、問題が解決されなくても良い、ということです。
問題を解決することに、どのような観点を検討し、行動に移し、その結果ダメだった場合でも、反省して次に生かそうとしていることを表現すれば、あなたの問題解決能力をアピールすることはできます。
解決できなかったけど、最初に洗い出したときに〇〇という観点が抜けていたので、その観点を入れて再度検討しています。ということが言えるだけでも、ダメな理由をしっかり分析していることが伝わり、今後の成長を期待したくなります。
研究内容の構成案を説明します。基本構成は研究背景、目的、方法、結果で整理することでわかりやすくなるのでおすすめです。
大変恥ずかしいですが、私の研究内容に近い分野で新たに文章を作成してみました。
まずは悪い例から示します。
私は大学院で、次世代エネルギーシステムとして注目される全固体電池の新規材料探索に取り組みました。全固体電池は、リチウムイオン電池に比べて安全性やエネルギー密度が向上するため、その実現には高性能な固体電解質材料の開発が重要です。私の研究テーマは、この固体電解質材料の探索と評価に焦点を当てています。
まず、文献調査とシミュレーションを通じて、リチウムイオン導電率が10^-3 S/cm以上を期待できる材料を10種類選定しました。その中で最も有望な材料として、硫化物系固体電解質(具体的にはLi10GeP2S12)を対象に決定しました。過去の研究データを詳細に分析し、材料の特性や製造プロセスを考慮しながら、実験の効率を最大化する戦略を立てました。
次に、実験段階に移行し、選定した硫化物系固体電解質の合成を行いました。具体的には、高温焼成法(700℃で12時間)と化学蒸着法を用いました。これらのプロセスの最適化において、温度や圧力の微調整が重要であり、例えば焼成温度を650℃から750℃まで10℃刻みで変化させ、最適条件を探りました。多くの試行錯誤を経て、リチウムイオン導電率が1.2×10^-2 S/cmという高い性能を持つ試料の合成に成功しました。
得られた試料の評価には、X線回折(XRD)と電気化学インピーダンススペクトロスコピー(EIS)を用いました。XRDにより結晶構造を確認し、EISを用いてリチウムイオン導電率を測定しました。その結果、目標としていた10^-3 S/cmを大きく上回る導電率を示し、結晶構造も安定であることが確認できました。
この研究を通じて、私は問題解決能力と粘り強さを養いました。例えば、合成プロセスでの不具合や予期せぬ結果に直面した際には、原因を徹底的に追求し、試行錯誤を重ねることで解決しました。合成試料の失敗率は初期の50%から、最終的には10%未満に改善しました。また、リチウムイオン導電率の向上に成功したことは、全固体電池の実用化に向けた重要な一歩となりました。
この経験から、目標達成に向けた継続的な努力と創意工夫の重要性を学びました。私の研究成果は、全固体電池の実用化に貢献できると確信しています。この経験を活かし、貴社での業務においても問題解決能力と粘り強さを発揮し、技術革新に貢献したいと考えています。
読んでいただいた方ならわかると思いますが、専門用語をバンバンに使ってしまってます。
専門用語の使用を控えたバージョンをしたの載せてます。
私は大学院で、次世代のエネルギー技術として期待される全固体電池の新しい材料の研究を行いました。全固体電池は、現在のリチウムイオン電池に比べて安全性が高く、より多くのエネルギーを蓄えることができるとされています。その実現には、性能の良い固体電解質という材料が必要です。私の研究は、この固体電解質を見つけ出し、その特性を調べることを目標としています。
まず、過去の研究を調べ、リチウムイオンをよく通すことができると期待される材料を10種類選びました。その中で特に有望な材料として、ある硫化物系材料に注目しました。次に、この材料を実際に作るための実験を行いました。具体的には、材料を高温で処理する方法を用いました。例えば、650℃から750℃の間で10℃刻みで温度を変えて実験を繰り返し、最適な温度条件を見つけ出しました。その結果、リチウムイオンを非常によく通す材料の作成に成功しました。
実験の結果、この材料はリチウムイオンを1秒間に0.01センチメートル進む速度で通すことができることがわかりました。この性能は、私たちが目標としていた数値を大きく上回っており、全固体電池の材料として非常に有望であることが示されました。
この研究の過程で、私は数多くの困難に直面しました。実験がうまくいかないことも多々ありましたが、そのたびに問題の原因を突き止め、新しいアプローチを試みることで解決してきました。例えば、初期の実験では材料の失敗率が50%でしたが、試行錯誤を重ねることで最終的には失敗率を10%以下に減らすことができました。また、実験結果の分析を通じて、材料の特性を詳しく理解することができました。
この研究を通じて、私は問題解決能力と粘り強さを身につけました。目標達成に向けて継続的に努力し、失敗を恐れずに挑戦することの重要性を学びました。この経験を活かし、貴社での業務においても同様の姿勢で取り組み、技術革新に貢献したいと考えています。
私が内定をいただいた時のエントリーシートをもとに架空の研究テーマをもとに記載しました。エッセンスとして参考にしていただけると嬉しいです。
文字数に応じて、各項目の内容のボリュームを調整してください。
面接のための想定質問集
そしてエントリーシートの記載が終われば、いよいよ面接対策です。対策というと大袈裟に聞こえますが、自分の頭の中を事前に整理することが必要になります。
そのために、想定質問集を作成して、その質問への答えを作っておいてください。もちろん何を聞かれてもスラスラと話せる方の方が少数派だと思います。自分自身についてどのような考えを持っているのか、それを特徴づけるエピソードはどんなものなのか、しっかりと整理してから面接に臨んでください。以下に私が実際に作成した想定質問集を特別に公開しています。
実際の面接でも、この中から外れた質問は全く来ず、自分をしっかりと表現できたことで、内定をいただくことができたと思います。
面接では、ESと同じ内容を再び質問される場合がほとんどでした。そして、その内容について、深掘りしたり、飛躍させたりする質問がくることが基本だと思ってください。
上記のような質問を想定して以下の想定質問集の答えを準備してみたてください。答える場合は、長くても1分30秒と考えてください。簡潔に話し、足りなければさらに面接官から質問がくるくらいでちょうど良いです。面接といえど面接官との会話ですので、一方的に話さないよう心がけましょう。
ここまで考えれば、面接も怖くない!想定質問集
- 自己紹介をお願いします。
- あなたの強みと弱みは何ですか?
- なぜこの業界を選んだのですか?
- なぜこの会社を志望したのですか?
- あなたの長所・短所は何ですか?
- これまでに経験した失敗について教えてください。
- 学生時代に最も力を入れたことは何ですか?
- あなたの将来の目標は何ですか?
- チームで働くことの経験について教えてください。
- リーダーシップを発揮した経験はありますか?
- どのようにして問題を解決しますか?
- ストレスの対処法を教えてください。
- あなたの理想の上司はどのような人ですか?
- この会社でどのような貢献ができると思いますか?
- 自己啓発のために行っていることは何ですか?
- 最近読んだ本について教えてください。
- 他の企業も受けていますか?
- インターンシップの経験はありますか?
- あなたの趣味は何ですか?
- 学生時代に最も苦労したことは何ですか?
- これまでの経験で一番誇りに思うことは何ですか?
- あなたの特技は何ですか?
- 他人からどのように評価されていますか?
- 自分を一言で表すと何ですか?
- あなたの価値観を教えてください。
- なぜその学部を選んだのですか?
- あなたが一番影響を受けた人物は誰ですか?
- 海外で働くことに対してどう思いますか?
- あなたのキャリアプランを教えてください。
- どのようにしてモチベーションを維持しますか?
- 仕事とプライベートのバランスについてどう考えていますか?
- 最も尊敬する人は誰ですか?
- あなたの好きな言葉や座右の銘は何ですか?
- 社会貢献活動についてどう思いますか?
- あなたのコミュニケーションスタイルを教えてください。
- 新しい技術や知識をどうやって学びますか?
- あなたの理想の職場環境はどのようなものですか?
- チームメンバーと意見が対立した場合、どう対処しますか?
- あなたの短期的な目標は何ですか?
- あなたの長期的な目標は何ですか?
- 最近のニュースで興味を持ったものは何ですか?
- 学生時代にリーダーシップを発揮した経験について教えてください。
- あなたの英語力はどの程度ですか?
- 時間管理の方法について教えてください。
- あなたの最も大きな成功は何ですか?
- あなたが最も学んだことは何ですか?
- 新しい環境にどう適応しますか?
- あなたの仕事に対する姿勢を教えてください。
- どのようにして目標を設定しますか?
- あなたが最も得意とすることは何ですか?
- あなたの好きな映画やテレビ番組は何ですか?
- あなたのインターンシップで学んだことは何ですか?
- チームで働く際に最も重要なことは何ですか?
- あなたの長所を具体例を挙げて教えてください。
- あなたの短所を克服するために行っていることは何ですか?
- あなたの人生の中で最も大きな決断は何ですか?
- あなたの価値観と会社の価値観が一致する点は何ですか?
- なぜこの職種を選んだのですか?
- 自分のキャリアにおいて最も重要なことは何ですか?
- あなたの将来の夢は何ですか?
- どのようにして人間関係を築きますか?
- あなたが困難な状況に直面した時、どう対処しますか?
- あなたの学業成績はどのようにして向上しましたか?
- 自分の弱点を克服した経験について教えてください。
- あなたが持っている特別なスキルや資格は何ですか?
- あなたの人生で最も影響を受けた出来事は何ですか?
- この会社で働く上で最も楽しみにしていることは何ですか?
- あなたの働く上でのモットーは何ですか?
- あなたの性格を三つの言葉で表すと何ですか?
- あなたの仕事に対する姿勢を具体例を挙げて教えてください。
- あなたの短期的な目標は何ですか?
- あなたの長期的な目標は何ですか?
- これまでの経験で一番難しかったことは何ですか?
- あなたの好きなスポーツは何ですか?
- あなたの得意な科目は何ですか?
- あなたの苦手な科目は何ですか?
- 自分の強みを具体的に説明してください。
- あなたがリーダーシップを発揮した経験を教えてください。
- あなたがチームで達成した成果について教えてください。
- あなたのコミュニケーション能力を具体例を挙げて教えてください。
- あなたが困難なプロジェクトに取り組んだ経験について教えてください。
- あなたの時間管理の方法を具体的に教えてください。
- あなたがストレスを感じた時の対処法を教えてください。
- あなたの仕事に対する情熱を教えてください。
- あなたが影響を受けた本や記事は何ですか?
- あなたが将来のキャリアで実現したいことは何ですか?
- あなたが挑戦したいプロジェクトは何ですか?
- あなたの理想のキャリアパスを教えてください。
- あなたが仕事をする上で最も重要だと思うことは何ですか?
- あなたが持っている技術やスキルをどのように活かしますか?
- あなたがこれまでに学んだ最も重要な教訓は何ですか?
- あなたが働く上でのモチベーションは何ですか?
- あなたが尊敬する人物は誰ですか?
- あなたの好きな名言や座右の銘は何ですか?
- あなたがこれまでに達成した最大の成果は何ですか?
- あなたが仕事を通じて実現したいことは何ですか?
- あなたが持っている特別なスキルや知識は何ですか?
- あなたがこれまでに経験した最も困難な状況は何ですか?
- あなたの人生の中で最も感動した出来事は何ですか?
- あなたが将来のキャリアで実現したい夢は何ですか?
- 〇〇を始めた "きっかけ" は何ですか?
- 〇〇という成果がありますが、ご自身は、どの程度貢献出来たと思いますか?
- 集団の中でのあなたの役割は?
- なぜ、この研究を選びましたか?
- この研究の中で、あなたはどういった役割ですか?
- 最も大きな課題(苦労した点)は何でしたか? また、それをどのように解決しましたか?
- 課題解決になぜAという手法を用いましたか? / 他の手法は考えられましたか?
- 「なぜAは成功した」 と判断されましたか?
- 「A」 を目指した理由は何ですか?
- 要因を検討されてますが、 具体的にどのような検討をしましたか?
- 過去に同じような失敗があったから、それを改善してきたのか?
- 「Aという経験からBを学ばれた」 とのことですが、 Bを活かせている事例があれば、具体的に教えてください。
- あなたは「A」 が要因と 考えられたとのことですが、他に考えれる要因はありましたか?
- Aという経験でBを学ばれたようですが、 「B」 以外で学ばれたことはありますか?
- 「Aを実現したい」 とのことですが、 具体的にどのようなステップを考えられてますか?
- 卒業までの約10か月で、目標としていることはありますか?
- ESに書いてあるエピソード以外に、 「チームを巻き込んで成果を出したエピソード」 はありますか?
- なぜ 「A」 と感じられましたか?
- 「A」 とありますが、 簡単に具体的な事例を紹介してください。
- なぜ、この業界を選ばれましたか? / なぜ、〇〇業界を選ばなかったのですか?
- 「Aに携わりたい」 とのことですが、 どのように貢献しますか?
- 〇〇分野では、弊社は先導しているとも言い難い状況です。 その中で、なぜ弊社を志望していますか?
- 入社後にやりたい仕事はなんですか?
- 挫折・失敗経験について教えてください。
- 10年後の自分はどうなっていたいですか?
- 尊敬する人はいますか?どのようなところが尊敬できる?
- あなたにとって仕事とはなんですか?
- 学生と社会人の違いはなんだと思いますか?
- 好きな言葉・座右の銘(モットー)はなんですか?
- 希望しない部署に配属されたら、どうしますか?
- ボランティア経験について、どんなことを得られましたか?
- 働く上で大切だと思うことはなんですか?
- 学業以外で力を入れたことはなんですか?
- 苦手なことは何ですか? なぜ苦手か?
- 弊社の社員はどんな人だと思いますか?
- 今までで最も焦ったことはなんですか?
- 弊社の社員が直したほうがいいと思うところはありますか?その理由は?